過去問は、出題傾向を把握するために重要な学習方法です。
ただし、基礎知識がないまま取り組んでも、解説の内容を理解することは難しくなります。
大学生のように、講義で基礎を学んでいる場合は、過去問を中心に試験対策を進めてもよいでしょう。
一方で、一般養成通信課程ではレポート提出やWEBテストが学習の中心となるため、基礎が十分に定着しにくいという課題があります。
出来るだけ早く試験勉強に取りかかる

社会人の場合は、出来るだけ早く勉強を開始すること。
私自身国家試験1年5か月前より、国家試験勉強に取り組んでいます。
社会福祉士国家試験は「19科目・129問」で構成されており、福祉・医療・心理・法律・行政など多岐にわたる分野を学ぶ必要があります。
仕事と両立しながら短期間で一気に仕上げることは難しいため、早めに学習を開始し、少しずつ積み重ねていくことが欠かせません。

勉強の習慣化
ワークブックで基礎知識を学ぶ
まずは、ある程度の基礎知識を身につけるために、ワークブックで勉強することが大切です。
学校独自のワークブックがある場合は、その教材を優先的に使うとよいでしょう。もし学校教材が用意されていなければ、「医療情報科学研究所のレビューブック」や「中央法規のワークブック」がおすすめです。

本屋さんで手に取って購入するのがお勧め

老眼なので、文字が小さくて大変です
過去問に取り組む
1回目は過去問に慣れることを目的として、とにかく解き進めます。時間をかけず、ワークブックで身につけた知識を活用しながらテンポよく取り組みます。その都度正解を確認し、おおまかな出題傾向に慣れることを意識します。

初めは間違っても、くよくよしない
私自身、過去問を3回繰り返すと回答番号を覚えてしまいました。
解答だけでなく解説を重視する

過去問に慣れてきて、答えのみ理解してもダメ
過去問3回目のからは、正解を確認するだけでなく、なぜその選択肢が正しいのか、またなぜ他の選択肢が誤りなのかを理解することが重要です。関連する法律や制度の背景を併せて学ぶことで、知識がより確実に定着します。

この時に基礎知識が役立つよ
理解不足の過去問は、繰り返し解く
何度も過去問を解いていると、答え自体は覚えていても、自分の言葉で説明できず、理解が不十分であることに気づくようになります。
私は特に〇〇法や〇〇事業、〇〇プランなどの用語が苦手です。そのため、教科書や過去問の解説を繰り返し確認し、記憶に定着させるようにしています。
おすすめの過去問アプリ
過去問を何度も解くには、重い問題集を常に持ち歩くことはできません。
おすすめの過去問アプリには、広告付きの無料版もありますが、広告なしの有料版(370円)をおすすめします。

1回370円支払えば良いよ
スキマ時間を活用して、毎日コツコツと勉強を続けることができます。問題の解説がやや不十分な部分もありますが、アプリ開発者の方には感謝しかありません。
学習の進捗も確認でき、過去問の反復学習に役立つアプリです。

通期時間、休憩時間の合間

入浴中、就寝前

社会福祉士 – Google Play の Android アプリ
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