社会福祉士 過去問第36回(令和5年度) 社会保障 問55

社会保障

社会福祉士 過去問第36回(令和5年度) 社会保障 問55

老齢基礎年金に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 老齢基礎年金は、受給者の選択により55歳から繰り上げ受給をすることができる。
  2. 老齢基礎年金は、保険料納付済期間が25年以上なければ、受給することができない。
  3. 老齢基礎年金と老齢厚生年金は、どちらか一方しか受給することができない。
  4. 老齢基礎年金は、支給開始時に決められた額が死亡時まで変わらずに支給される。
  5. 老齢基礎年金の年金額の算定には、保険料免除を受けた期間の月数が反映される。

回答

くまみ
くまみ

正解は⑤だよ。

①老齢基礎年金は、受給者の選択により55歳から繰り上げ受給をすることができる。
誤り。繰り上げ受給は60歳からです。60歳~75歳まで選択できます。

②老齢基礎年金は、保険料納付済期間が25年以上なければ、受給することができない。
誤り。納付済み期間と免除期間の合計10年以上です。

③老齢基礎年金と老齢厚生年金は、どちらか一方しか受給することができない。
誤り。同時に受給できます。

④老齢基礎年金は、支給開始時に決められた額が死亡時まで変わらずに支給される。
誤り。マクロ経済スライド制により、年金の支給額は賃金や物価の変動を考慮し変更されます。

⑤老齢基礎年金の年金額の算定には、保険料免除を受けた期間の月数が反映される。
正しい。免除期間は、算定に反映されます。

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