社会福祉士 過去問第36回(令和5年度) 社会保障 問53

社会保障

第36回(令和5年度) 社会保障 問53

労働保険に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 労働者災害補償保険の療養補償給付を受ける場合、自己負担は原則1割である。
  2. 労働者災害補償保険は、政府が管掌する。
  3. 日雇労働者は、雇用保険の適用除外とされている。
  4. 雇用保険の失業等給付の保険料は、その全額を事業主が負担する。
  5. 教育訓練給付は、雇用保険の被保険者ではなくなった者には支給されない。

回答

くまみ
くまみ

正解は②だよ

①労働者災害補償保険の療養補償給付を受ける場合、自己負担は原則1割である。
誤り。自己負担はありません。

②労働者災害補償保険は、政府が管掌する。
正しい。政府が事務手続きを含めて運営しています。

③日雇労働者は、雇用保険の適用除外とされている。
誤り。条件はありますが、ハローワークで雇用保険日雇労働被保険者手帳の交付を受け雇用保険の対象になります。

④雇用保険の失業等給付の保険料は、その全額を事業主が負担する。
誤り。失業等給付の保険料は事業者と労働者で50%:50%で負担します。

⑤教育訓練給付は、雇用保険の被保険者ではなくなった者には支給されない。
誤り。雇用保険の被保険者ではなくなっても、条件はありますが教育訓練給付を受けることが出来ます。

教育訓練給付制度|厚生労働省

リベ犬
リベ犬

リンク先は厚生労働省のサイトだよ。

くまみ
くまみ

社会人で社会福祉士を目指す人は教育訓練制度がお勧めだよ。

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